ジンテーゼ「生成する第三項」

Aという主張と、
Bという主張が、食い違う。
ここで、論議して、
そのベースにある本質が残ったCという策が出てくる。

これを「らせん的発展」「生成する第三項」と呼んでいます。

AがBを否定するのみ・・・そんなことで、発展はない。
BもAを否定するのみ・・・それでも、発展はない。
では、
AとBの真ん中をとろう・・・薄くなって、良策が生まれることが少ない。

良い仕事をするためには、
AもBも「相手の真の意図」を受け入れ、
両方の根底の本質が同じで、しかし別物の、さらに良質なCを生み出そうとする。

こうゆう考え方・思考回路は、
商売繁盛・人生繁盛の基本であると、信じています。

  
これは、ドイツの哲学者ヘーゼルが提唱している
「弁証法論理学」というもの。

A=テーゼ(命題・正)としたとき、
B=アンチテーゼ(反対命題・反)となる。
C=ジンテーゼ(統合命題・合)である。

「対立や否定」こそが、次への発展へのきっかけとなるように、
いつも考えてゆく習慣が大切なのです。

つまり、AもBも、
否定され、まったく別の新しいモノが、出てくるとき、
その全てが、捨てられるのでなく、
A・Bの中身のうちで、積極的要素が、新しく高いレベルのCへと発展する。。。
こうゆうことです。

北浜にある、当社の事務所より。
今回は、真面目に仕事の基本をアップしてみました。

商品ラインナップの成功法則


オープンを待つばかりとなった
TOSEIの洗濯乾燥機(ステンレスパネル仕様)。。。

きっと、グルングルンとたくさん回って、
稼いでくれることでしょう!!

コインランドリーにとって、
どんな機械を並べるか?
は、一般の流通店舗が、どんな商品を品揃えするか?と同じです。

品揃えが、他店と比較して、魅力的で、
地域のお客様に支持されれば、繁盛しますし、
そうでなければ、不振店となります。

流通店舗の場合には、売り切れば、品揃えを変更することも可能ですが、
コインランドリーの場合には、そう簡単に変更することはできません。

「勝てる」品揃え戦略には、原則があります。
安易な選択で、後々、後悔しないようにしてくださいませ。

どう動くか?の思考基準は、生涯利用金額の最大化

「これはできません、規約に書いてある通りです」

ルールと言えば、ルールであることもあるんだけど・・・
それを守ることよりも、大事なことがある。

会社に大きな損失や問題がないという前提で、
お客様が喜ぶ方法を選ぶ。
できるだけ、ご満足いただける方法を選ぶ。
長期的にみて、お客様がたくさんお金を払ってくれる方法は、ないか?を選ぶ。

商売において大事なのは、
「正しい」か「間違っているか」ではなく、
そのお客様が、生涯にわたって、どれだけのお金を払ってくれるか?
「生涯利用金額の最大化」にある。

利益と奉仕の狭間。
相反することの、ギリギリを歩く技術。
これは、現場で売上アップを考えるとき、とても大切な要素です。

相対性のマーケティング ~桜の素敵なカフェより 


桜がステキな隠れ家カフェより。。
今年は、冬が寒かった分「暖かさ」をより強く感じる。

ところで、
当社のクライアント先は、
北海道から、九州まで。

前日は、豪雪の北の大地。
今日は、半袖で過ごせる南国に。ということもしばしば。

北海道で、気温が「10℃」だと、暖かく感じる。
しかし、翌日、九州に降り立って「10℃」だと、寒い!と感じます。

絶対値としての気温は、同じはずなのに、
環境により、人間の体感は、異なる。

人間は「絶対値」を、正確にとらえることができない。
「相対的」に感じて、生きているんだな。。ということを実感できます。

気温だけではありません。
マーケティングに関わる「お金」についても、同じ。

3000円のシャツを買う時、1000円値引きしてくれたら、
「おおーー、嬉しい!」と感じるけれども、
300万円の車を買う時、1000円の値引きでは、物足りない。

1000円の価値を、絶対的でなく相対的にとらえる。

このような特性は、
マーケティングにも、マネジメントにも、たくさん活用されています。

コインランドリーの故障とメンテナンス


初めてコインランドリーをする方からは、
「機械の故障って、やっぱりあるんですか?」
「メンテナンスや、緊急時に対応はしてくれるんですか?」という、
お問い合わせをいただきます。

各メーカーさん、
地域の取扱店さんのフォロー体制は、
最近、とても、しっかりしています。

びっくりするほど対応が悪いな~~と感じるのは、
ごくごく稀な業者さんの場合だけ。

それに、機械の故障なら、
別の機械も、ほとんどの時間は、空いているわけなので、
致命的な「売上ダウン」につながるような事態にはなりません。
複数台数

上手に「1次対応」していれば、問題ありません。

一番、困るのは、、「両替機」の故障でしょうか・・・。
ほとんど、止まることのない、丈夫なものなのですが、
これについてだけは「即・対応」してくれるかどうか、確認しておきましょう。

ストーリー性のあるメニュー


アメリカンな隠れ家より。。

音楽が、アメリカン。
内装も、アメリカン。
食事も、ボリューム満点で、味付けも、アメリカン!

そして、メニューが、秀逸。
1品1品に「なんだか理解できない?」
でも「読んでいて楽しい!」ストーリーが記載されているのです。

モノを売らずに、コトを売る。
ストーリーが大事。。。
ちょっと横道には逸れている気がするけど、こんなのでも良いのでは?

コインランドリーの機械に、
こんな面白いストーリー、書いてみようかな~・笑

転倒にも美学がある ~オリンピック雑考

オリンピック開催の期間中、
いつも「変な」雑感が、頭をよぎる。。

マニアックなファン??から、
「中西さん、今年も、何か面白いこと、見つけました?」なんて、聞かれます。

言えることや、言えないようなことも・・・笑

今回の平昌オリンピックでは、こんなことを思い、勉強した。

フィギュアスケートや、スノーボードでは、
「転倒シーン」がつきもの。
そして、減点される。

あれは・・・「転び方」によって、
点数をつけ足してあげたほうが良いのでは??笑
なーーんて、思ってる。

女子は、アン!って可愛く転ぶと、加点!
男は、豪快にバチーーンとコケて、
流血しながらも、クルっと立つと、加点!!
漫画みたいに、雪に突き刺さるのも、良し!

その他、めちゃめちゃ面白くコケた、
とか、いい表情してた、とか。。で加点する。

 
ご支援先でのランチタイム、この話を披露していたら、
大先輩の幹部さんから「お~、ジャネット・リン。ですな」と言われました。
???
誰デスカ、それは??

お聞きしたところによると、往年のフィギュアスケートの選手で、
転倒したことで、逆に、爆発的な人気が出たそうです。

「いや~、今でも覚えていますよーー。
尻もちをついたとき、笑顔になったんですよね。
この笑顔が愛らしかったんですねー。国民的な人気になりましたよ」

あとで、ユーチューブで見てみました。
確かに、素晴らしい笑顔でした。

 
もちろん、上手くいくに越したことはないけれども、
失敗にも、失敗の仕方というのがあり、それが大事で、
逆に、成功のもとになることが、たくさんある。。
そんな実業界の常識と混乱させながら、競技を見ていました!

一流、二流、三流


失敗を成功につなげる選手は、一流。
責任を転換して失敗を繰り返すのが、二流。
三流は、自分が失敗したことすら気づかない。
  花巻東高校・佐々木監督

 
三流選手のことは、無視する。
二流選手のことは、称賛する。
一流選手のことは、批難する。
  元プロ野球選手であり監督、解説者・野村克也

 
三流は、会社の悪いところしか見えず、そこを改善しようとする。
二流は、良いところと悪いところが見え、悪いところを改善する。
一流は、良いところと悪いところが見え、良いところを伸ばす。
超一流になると、
良いところしか見えないので、良いところしか手のつけようがない。
  某コンサルタント・笑

日本一になりたければ、日本一の全力疾走をしよう。

先日のブログ、大谷翔平の「曼荼羅シート」
高校生の彼がひとりで作ったのか?
さすがに、その可能性は低そう・・

誰が作らせたのか?

おそらく、花巻東高校の佐々木監督だろう。
高校野球マニアの間では有名な「花巻東高校のベンチワーク」
選手たちが明るく、チームメイトのために、笑顔で、声を出し、動き回る。

野球を通して、
社会に出ても通用する人間作り(考え方・取り組み方を教育)をしていることがわかる。

日本一を目指すなら、
日本一の全力疾走をしよう。
日本一のカバーリングをしよう。

誰でもできることから、トップクラスにならなければ、
日本一という結果は、ついてこない。